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放射線科


技師4名で胸部や骨の写真でおなじみのX線撮影のほかにX線を使用して体の輪切りの画像を撮影するCT(GE製64列)検査、磁力とラジオ波を用い画像を得ることが出来るMRI(GE製1.5T)検査を行っています。 CTと同じX線を使用し、造影剤という薬を使って心臓の血管を見る心臓カテーテル検査やX線透視検査、骨密度測定、エコーを用いたFMD検査、IMT検査などを患者様の安心と安全を第一に考え、行っています。

一般外来診療時間

受付8:00~12:00  診察8:45~  第1・3・5週の土曜日は休診
午前

 

機器紹介及び検査紹介


① 全身用コンピューター断層撮影装置(CT装置)

GE整64列 Revolution EVO

当院では、最新型全身用コンピューター断層撮影装置を設置しています。この検査ではX線を用いることで全身の臓器や血管、骨などを細かく撮影できます。1回の撮影で同時に複数の輪切り像が得られ、さらにそれらを用いて下のような精密な3次元画像を作成することが可能です。

② 超伝導磁石式全身用MRI装置

GE製 1.5テスラMRIシステム Optima MR660

MRI検査は強い磁石と特殊な電波の力により人体内部の構造を鮮明に見ることができる最新の 画像診断装置です。この検査にはX線による被曝を伴いません。頭部領域の小さな疾患や整形外科領域、体幹部領域などの全身部位の診断に役立ちます。

MRI装置の特徴
検査はベッドに横になっているだけで体の向きをかえることなく、任意の断層撮影が可能です。造影剤なしでも血管撮影が可能といった特徴があります。
(検査によって造影剤を使用する事があります。)

MRI画像一覧

③ 骨密度測定装置

当院では骨密度測定装置をPRODIGY Primo(GE製)を導入しています。 この装置では、最新の骨粗鬆症の診断基準(骨折の好発部位)である腰椎・大腿部 (大腿骨頸部)における骨密度の測定・診断が可能です。
測定方法はDXA法(デキサ)と言い測定の精度が高く、測定時間も短く、放射線の被曝量もわずかで済むのが特徴です。腰椎DXAは、骨量測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の診断、経過観察や治療効果の評価に広く用いられています。
当院の測定装置では、スマートファンビーム方式(マルチスライスDAX)の導入により、腰椎と大腿骨頸部の患者ポジションを変えることなく一気に測定出来ます。

④ FMD(血管内皮機能検査)

血管内皮は、血管の内側を覆っている一層の細胞です。この血管内皮細胞からは血管をしなやかに保つ物質が放出されています。 この機能が衰えると動脈硬化の進展が進むと言われています。さらに動脈硬化が進むと心筋梗塞、脳梗塞へとつながります。
検査方法は止血帯で腕をしめ、止血前と血流再開後の血管径の変化を超音波で調べる検査です。 検査時間は約15分です。

⑤ IMT(頸動脈エコー)

動脈硬化の診断に頸動脈エコーが有効です。
エコー検査(超音波検査)によって、体の外から血管の中の状態を見ることが出来ます。 首の血管(頸動脈)は、脳や心臓の血管をうつす鏡です。頸動脈の動脈硬化が進んでいると、脳卒中や心筋梗塞をおこす危険が高くなります。
動脈硬化の目印は頸動脈の壁の厚さ(IMT)です。動脈硬化は、血管の壁が厚くなることから始まります。 IMTを測定することによって、動脈硬化を早期に診断する事が可能です。検査時間は約15分程度です。

動脈硬化の進み具合

検査の様子

⑥ 血管撮影装置(アンギオ装置)

血管撮影装置

当院の血管撮影室では、主に心臓カテーテル検査を行っています。
心臓カテーテル検査では、カテーテルと呼ばれる細い管を肘や脚の付け根から挿入し、心血管である冠動脈の入り口まで到達させます。そこから造影剤を用いてX線撮影することで血液の流れや血管の状態を観察し、診断や治療を行います。

検査画像一覧

左冠動脈

ステント内狭窄

心血管

下肢血管

 
紹介した機器・検査は当院で行っている検査の一部です。何か分からない事、疑問・質問等ありましたら、 放射線科窓口にお問い合わせください。

放射線科直通 053-435-1118